9月5日,6日と神戸市ライオンズ杯秋季大会がありました.
鹿の子台FCは,2回戦から・・・.
【2回戦 北須磨SC】
久しぶりのいいお天気の中開始.北須磨さんは初対戦で,なんの情報もありませんでした.
開始1分で先制.2分後に追加点.どちらも中盤の選手が縦に抜け出しての得点でした.
ただ,まったく情報の無いチームですから,どうなるかわかりません.押してはいるものの膠着状態.前半途中,止まったままのプレーでボールロストの多い選手を交代.その後は少し活性化し,さらに1点追加.3-0で折り返し.
後半も同様に,ほとんど相手陣内でのプレー.安定のディフェンス陣.
1点追加し4-0.
CBの2人を残して一人ずつ交代交代・・・最後はCBの一人も交代しましたが,被シュート0で締めくくることができました.
明日はマリノFCさんとの3回戦です.
【3回戦 マリノFC】
昨日とは打って変わって雨.しかも時折強く降る雨.
昨日のマリノー駒ケ林をみると,基本的にマリノさんは前線の一人に預けて,そこから起点を作るチーム.おそらく雨だとその傾向が強くなるだろうな〜と予想していました.
はじまってみると,予想通り.前線への縦パス一本を狙って走ってくる相手に対して,最初は戸惑った感のあるDF陣ですが,徐々に前後に挟んでパスのルートを無くして対処していました.
おかげでほとんどが鹿の子台ボールで試合が進みました.
が,雨の溜まったピッチでは,ドリブルが止まり,思うようにフィニッシュまで持って行けません.もちろんゴール前,マリノさんの必死のディフェンスも効いていました.
終始攻めているも,ノーゴール.PK戦へ・・・.
PK戦は,運だと思います.ただ,気持ちの問題はあるので蹴りたい選手が蹴るのが一番.
立候補も出て,順番は決まり・・・.
最初の3人は,両チームとも全員決め,サドンデスへ・・・.
相手の4人目が決め,こちらの4人目・・・相手キーパーがセーブ.
その瞬間.敗退が決定しました.
ベンチの選手から「これは(外した)○○のせいとかちゃうで.俺らみんなの責任や」という声が上がりました.外した選手は自分の責任を感じるでしょうが,誰も外した選手を責めない.
かつてのイタリア代表のエース,ロベルト・バッジオは「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」という言葉を残しています.本当にその通りだと思います.ナイスチャレンジ!
マリノさんのコーチからは,試合後すぐにお礼と共に「また,トレーニングマッチとかやらせて下さい!このピッチコンディションの中,しっかりボールコントロールできてる選手も多かったですし,いいチームですね」と言って頂けました.私も,試合途中から,また試合したいな〜〜と思っていましたので,どちらにとってもいい「試し合い」だったということですね.
雨の中にも関わらず,滑って転ぶとかいう選手が少なかったことも,4年生になって取り組んでいる重心移動や身体動かしといった練習の成果かなと思います.
ちなみにマリノさんは.次の試合もPK戦で勝ち上がり,23日の準決勝に進出しました.
試合が終わって泣く選手たち.ベンチの選手も一緒に泣いている・・・.
悔しいのは悔しいですが,もっといい経験を手に入れるのかもしれない.そう思える一試合でした.
試合をして頂いた北須磨SCさん,マリノFCさん,お当番.応援に駆けつけて頂いた保護者の皆様,ありがとうございました!
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